大糸線-Oito Line-

糸魚川と松本とを結ぶ地方交通線です。
途中、小谷村の玄関である南小谷駅はJR東日本とJR西日本の会社境界駅であり、
電化と非電化の境界という、運行上の拠点として機能する駅です。
沿線には仁科三湖や白馬スキー場といったレジャー保養地が多く、
中信地方随一の観光エリアとして賑わっています。
中世に「塩の道」として栄えた国道147号・148号が元となっており、沿線の集落間の関係は強いものです。
また、糸魚川と聞いて思い浮かぶのは「フォッサマグナ」。
その西縁の「糸魚川静岡構造線」はこの辺りにあり、荒々しい姫川渓谷は絶景です。
地質学的に重要とされているその地形は重要視され、
有珠山や島原半島と共に「ジオパーク」と呼ばれるようになりました。
東日本側(中線・南線)にはE127系(100番台)が走っており、首都圏から「あずさ」も乗り入れてきます。
西日本側(北線)にはJR最後となったキハ52が運行されており、
沿線の絶景も相まって高い人気を誇っています。
しかし、平成22年3月をもって運行は終了し、キハ52の歴史に幕が下ります。
中線・南線の駅名標は長野支社標準の国鉄ライクで占められていますが、
時折フォントの違うタイプや国鉄タイプが見られます。
北線は西日本の管轄であり、東と違って地域に関係なく駅名標のデザインは統一されています。
ここも例外ではないですが、西標準の長方形はなく、国鉄枠の正方形や、雪国仕様が見られます。
また、両社とも、第1種のデザインが富んでいます。
ここでは北線の駅名標を個別に紹介し、中線・南線は纏めてお見せします。
また、糸魚川から順の紹介となっております。
○北線
糸魚川-Itoigawa- 新潟県糸魚川市
姫川-Himekawa- 新潟県糸魚川市
頸城大野-Kubiki Ono- 新潟県糸魚川市
根知-Nechi- 新潟県糸魚川市
小滝-Kotaki- 新潟県糸魚川市
平岩-Hiraiwa- 新潟県糸魚川市
北小谷-Kita Otari- 長野県北安曇郡小谷村
中土-Nakatsuchi- 長野県北安曇郡小谷村
南小谷-Minami Otari- 長野県北安曇郡小谷村