糸魚川-Itoigawa-



新潟県最西端に位置する糸魚川市の玄関にして、北陸本線と大糸線が交わる主要駅です。
フォッサマグナの西端・糸魚川静岡構造線が市内を縦貫しており、沿線には数多くの温泉があります。
ヒスイの原石が数多く眠っており、世界最大級の原石が保存されています。
平成21年に日本で初めて「世界ジオパーク」に認定され、世界的にその名が知られるようになりました。
平成17年に旧能生町と、かつての最西端で景勝・親不知がある旧青海町と合併、再スタートを切りました。
鉄道としては、大糸線の気動車を留置するレンガ車庫がありました。
各地に同型の車庫がありましたが相次いで取り壊され、貴重な存在として注目されていました。
古めかしい気動車・キハ52とマッチしていましたが、平成22年をもって共に引退を果たしました。
北陸新幹線が当駅に停車することが決められており、観光・北陸主要都市や首都圏とのアクセスが
格段によくなることが期待されています。一方で、前述のレンガ車庫の解体や、
並行在来線である北陸本線の経営分離が待ち構えており、賛否両論があります。
大糸線についてはどのように運営されるかは未定となっており、
高山本線(北線)・城端線・氷見線・七尾線と共に行方が注目されています。
北陸新幹線の開業する2014年、北陸の各地で交通革命が生じることは必然的であり、
糸魚川駅や糸魚川市もその運命から逃れることはできないでしょう。





