平岩-Hiraiwa-





大糸線における新潟県最後の駅で、私が訪問した最後の駅でもあります。
姫川温泉の最寄り駅で、駅の対岸には多数の旅館が連なっています。
普段は無人駅ですが、夏になると観光客が多くなるため有人駅になるとか。
線内に木造駅舎が多い中、ここにはコンクリートの駅舎が建っていました。
この先は県境で、長野県北安曇郡小谷村へと入ります。しかし実際には小滝との間に
小谷村の敷地があり、一旦長野県を通過することになります(もちろん止まりません)。
大糸線には平成21年5月に初めて乗車し、翌年3月に全駅への訪問を果たしました。
何度かまっすぐ糸魚川から松本まで南下しましたが、途中駅への訪問は適当にしていました。
キハ52が引退する頃、その繋ぎに本格的な訪問を行い、果たせました。
駅数が多かったですが、駅間の距離が短く、本数もそれなりにあったため、1日で
割と簡単に埋められました(訪問済みの駅もそれなりにありましたし)。
その時に唯一平岩だけ未訪問でしたが、その少し後のキハ52へのお別れの折りに訪問し、
大糸線との戦い(?)に終止符を打ちました。
長く短い旅でしたが、有意義な時間を過ごせました。
こうした体験が、肉体的・精神的に私を成長させる・・・・・・といいですね(笑)。
当駅には寒冷地で良く見られる雪国仕様の駅名標が、正方形と共に立っていました。
北陸本線でちらほら見られたもので、大糸線ではここと北小谷で見られます。
訪問した時は朝の吹雪く中で、駅名標も見事に雪を浴びていました(笑)。
特に雪国タイプの方は完全に隠れており、中身が見えません(笑)。
せっかくなので、両面を掲載しました。ちなみに、ホームは島式となっていますが、
中身の見える方にだけ線路があり、もう片方は撤去されて使えません。
小滝・北小谷・中土にも交換設備がありましたが、全て撤去され根知でしか交換できなくなりました。



