会津西方

-Aizu Nishikata-


この辺りの駅は国道252号沿線にありますが、当駅のみ400号の途中にあります。
隣の桧原に直接至る道はなく、宮下へ迂回しないと辿りつけません。鉄道の開通により、
流動に大きな変化が及んだ駅と言えるでしょう。駅があるのは「名入」の集落で、
西方は400号をずっと北上した山間にあります。途中には三島町の工芸館も立地。
国道沿いにホーム・待合室があり、容易く入れます。元々国道とは反対側の広場に
駅舎があり、そちら側にもホームがあったとか。駅の南西から県道344号が走り、
駅前の広場にまで乗り入れます。「名入西方停車場線」という名前ですが、先述の通り
この道路を抜けなくても国道から直に駅に入れるため、わざわざ抜ける必要がありません。
駅舎があった頃、有人時代の名残でしょうか。なお、民家はこちらの県道沿いに多く、
国道側には数軒にしか見られません。このことも昔は県道側が駅の玄関だったことを
証明しているようです。なお、国道・広場間には踏切があり、自由に行き来できます。
広場には公民館が建ち、鉄棒などの遊具があります。懐かしい風情が漂っていました。

駅名標は広場から撮影しました。ホーム幅が狭く、前から撮ると入りきらないためです。


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