会津蒲生

-Aizu Gamo-


只見―川口の途中6駅は、ホーム長が1両分の簡素なもので、仮乗降場のような形式です。
只見線は2両編成で運行されているため、列車は後部車両をドアカットして乗降を取り扱います。
ここはその最初の駅で、南側にホームがあります。只見寄りに橋が架かり、撮影場として人気のようです。
駅周辺は小さな集落で、坂を下ると国道に出られます。なお、蒲生の集落は只見寄り、橋を渡った先であり、
駅の住所は「久保」です。この辺りには山と只見川に囲まれた集落が点在しており、まさに「陸の孤島」と化しています。
それらを結ぶのが国道252号、および只見線であり、地域にとって欠かせない足として重宝されています。
1日に3本というワーストクラスの運行で賄われながらも、住民にとっては立派な交通手段です。
当駅訪問後、約2時間かけて大塩まで歩きました。3月後半で雪が溶けていたため、楽に進めました。

駅名標は標準デザインです。ここに限らず、只見町の4駅の駅名標は全て同じものです。
ここと塩沢は、他の停留所4駅とは違った国鉄ライクがあったようで、それらよりも
古いものでした(文字が薄くなっているなど)。その影響で交換されたのでしょうか。


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