中野島

Nakanoshima



多摩区の駅です。時計台の付いた、洋風の小柄な駅舎が建っています。
すぐ駅前に梨の畑があたり、この辺りでは梨を中心に果樹栽培が盛んです。
梨は「多摩川梨」と名付けられて販売され、特産品に挙げられます。

国鉄時代からの駅名標が佇みます。市名だけでなく、区名まで表記されているのが特徴。
同じ川崎市に残る久地の国鉄タイプと比べてみるといいかもしれません。
改修工事の際、仮設の駅名標が貼りつけられましたトタンが設置されました。
当駅に存在するのが旧タイプということで、そのデザインが使用されていました。
改修後はもちろん姿を消し、変わってLEDが登場しました。但し立川方面ホームのみの
設置で、反対側には変化がありません。工事箇所に部分的に設置するのは、近年の
トレンドのような気がします。また、スタンドの近くにLEDが及びましたが、
スタンドは撤去されず安泰でした。宿河原とは真逆の運命を辿りました。
2012年秋のLED一斉普及によって旧デザインは消滅しましたが、スタンドは残留しました。


撮影:2012/10 消滅した駅名標は2012/4,2011/3


⇒JR南武線トップへ戻る