越後中里

-Echigo Nakazato-


湯沢町の駅です。十日町市と合併した旧中里村とは関係ありません。ちなみにそちらへは、
湯沢から出発する森宮野原行きのバスで行けます。ここは湯沢中里スキー場に隣接し、スキー客で
賑わいます。跨線橋にはスキー場へ直結する出入口があり、容易くアクセスできます。また、スキー場の麓には、
かつて客車として使われたブルートレインがいくつも設置されており、休憩室・更衣室として使われています。
ここから南は越後山脈を貫く国境の区間で、上越線のハイライトとなります。本数は1日5本と少なめですが、
近年になって中里発着だった北からの便が、湯沢発着となり減少しました。そちらは10本となります。
スキー場に近接するだけあり、巨大な駅舎を有しますが無人駅です。また、先述した出入り口が駅舎と反対の
方向にあるため、スキーの客の導線に入りません。ホームは2面3線ですが、列車によってホームが異なります。

大規模交換前はスタンドがありましたが、他の線内の駅のように再設置されていません。そのため島式ホームには
駅名標がなく、淋しい様子です。駅舎側に吊り下げがありますが、こちらは新調されました。
残存するのは、スキーが全盛期の頃の名残でしょうか。ちなみに無人で行灯の吊り下げがある所は、
他に岩室・黒井・北長岡(後にLEDに置き換えられて消滅)などが挙げられます。


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