土合

-Doai-


国境付近の山中に佇む、「もぐら駅」と称される駅です。上りホームと下りホームは別々にあるのですが、
その高低差が70mもあり、両ホームは長い長い階段で結ばれています。谷川岳が近く、登山シーズンには登山客で賑わい、
水上方面からの電車できた客たちは、改札までの階段で洗礼を受けているそうです。無人駅ですが巨大な駅舎があり、
自動販売機(サントリー)も設置されています。駅前に民宿がありましたが、営業しているのかは不明です。
国道291号が走っていますが、国境付近は「点線国道」で、車だと突破できません。また、駅から湯檜曽寄りにドライブインがあります。

駅名標は上下線両方に漢字主体のスタンドが、上りホームの待合室に国鉄ライクがあります。
上りホームは鳥居型で、下りホームは正方形の枠です。下りホームの方は2008年夏に副本線上にホームが移設され、
スタンドの駅名標もその時に登場しました。それまでは壁に標準デザインの駅名標がありましたが、従来のホームが
大幅に閉鎖され、それに伴い剥がされました。国鉄ライクには住所が記されていますが、旧町名のままです。


⇒上越線トップへ戻る