渋谷と横浜を結ぶ「東横線」を基軸に、京浜に路線をもつ私鉄です。
田園調布などの高級住宅地で知られ、自由が丘や代官山といったお洒落な街が多いです。
東横線・田園都市線といった高スピードで走る路線があれば、池上線のような古さ漂う小さな路線、
さらには路面電車の走る世田谷線があり目白押し。高所得派と思われがちなところがありますが、
意外と庶民派な側面も見られます。また、他社との直通運転が多いことも特色で、
東京メトロ日比谷線・半蔵門線・都営三田線・みなとみらい線・東武線・埼玉高速鉄道と、
都心、果ては埼玉県に至ります。2012年度には副都心線にも直通し、さらに拡大する見込みです。
2012年に入るまでは、2003年から普及した、赤帯を纏い、黒バックをもつ横に
細長い駅名標が標準のデザインでした。段階的に交換が行われ、国鉄タイプの黒くした
3世代前のデザイン、ピンクの帯をもった2世代前のものを次々と置き換えました。
1世代前の旧タイプは2度マイナーチェンジを施され、2006年にハングル・中国語入りが普及、
2011年になるとラインカラー入りが現れました。頻繁に方針が変更されてきた中、2012年に
入り、新デザインが普及することが決定しました。1世代前の駅名標を踏襲しつつ、ナンバリングを
施し、漢字を主体としたデザインになりました。これまでの伝統だった平仮名の大書きが
廃止され、他の大手私鉄の傾向に合わせることに。副都心線直通に伴う施策なため、
これまでのゆっくりな置き換えとは異なり、ハイスピードの交換になる模様。そして、
1世代前、2世代前では実現しなかった駅名標統一が、このデザインによって実現することにも。
副都心線直通のみならず、これまでの予想を越える革命が始まっています。
東横線/Toyoko Line
田園都市線/Den en toshi Line
目黒線/Meguro Line
大井町線/Oimachi Line
池上線/Ikegami Line
多摩川線/Tamagawa Line
世田谷線/Setagaya Line
東横線(過去の駅名標)
田園都市線(過去の駅名標)
目黒線(過去の駅名標)
池上線(過去の駅名標)
多摩川線(過去の駅名標)
世田谷線(過去の駅名標)