高度経済成長に伴って宅地化の進んだ北総地域の首都圏アクセスを目的として
建設された新規路線です。そのため高架や掘割の区間が多く、高速運転を実現しています。
2011年に、成田空港への新しいアクセス路線となる「スカイアクセス」が開業、
ここはそのルートの一部となり、グループ会社である京成との二重戸籍となりました。
終点である印旛日本医大より先は京成直轄の区間となり、スカイアクセスと共に
開業した成田湯川を経て、成田空港の地下へと乗り入れます。これまで通り本線でも
成田空港に行くことは可能ですが、運賃計算の関係で、空港の両駅には中間改札が
設置され、同じ京成の路線ながら隔てられています。ホームも別扱いにされており、
かつてスカイライナー専用ホームとして使われたホームをスカイアクセス専用に
改修、また終点にのみアクセス特急用のホームが、新たに整備されました。
新京成のようにグループ会社に似たデザインというわけではなく、オリジナルの
デザインを使用しています。千葉ニュータウン中央ー印旛日本医大の各駅については、
他駅とは異なり、鉄道設備を所有する千葉ニュータウン鉄道独自のデザインが
使われています。スカイアクセス開業に伴ってナンバリング塗布を実施、同時に
全駅の駅名標がハングル・中国語入りに新調されました。スカイアクセスについては
京成直営ということで京成の様式ですが、矢印の色がオレンジです。
本線とは別物の路線である、という意味を込めたのでしょうか。
*消滅した駅名標
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