中央本線

Chuo Line


東京と名古屋とを、内陸の八王子,甲府,塩尻,中津川経由で結ぶ本線です。途中塩尻でJR東日本とJR東海の管轄が分かれますが、
同時に運行形態も分断されます。東京方面は「中央東線」、名古屋方面は「中央西線」と言うように、別路線のように扱われており、
塩尻駅の配線の都合上両者を行き来する定期列車はありません。並走する道路もちょうど塩尻で分断され、東側は国道20号、
西側では19号と並走します。前者はかつての甲州街道、後者は中山道であり、古くから往来の激しい所でした。
その由縁から沿線には宿場町が多く、駅名の由来となったものも幾らかあります。現在も両線において特急が運行されており、
本線の貫録は健在です。岡谷と塩尻の間には、辰野を経由する支線がありますが、元々はこちらがメインルートでした。
今も正式には中央本線という名義であるものの、辰野で二分化され、岡谷―辰野は飯田線の延長扱いです。
辰野―塩尻は、「ミニエコー」こと123系という小型のワンマンカーで賄われ、専ら通過需要に占められます。

東線を4区間、西線を2区間、合計6区間に分けて紹介します。


@東京―中野

A中野―高尾

B高尾―甲府

C甲府―塩尻

D塩尻―中津川

E中津川―名古屋


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