米沢

-Yonezawa-


米沢市市街地の外縁を駆け、山形線・山形新幹線の線路と並走した先が終着駅です。
標準軌を有する山形線用のホームからは少し離れた、切り欠きの4・5番線が米坂線用のホーム。
非電化路線の終着駅という雰囲気が伝わり、長い旅の終わりを感じさせてくれます。
米沢市は米沢牛の産地で知られる町で、駅には牛のモニュメントがあります。
元々は城下町として栄え、戦国時代に伊達氏の領地となりました。かの伊達正宗はここの生まれです。
後に伊達氏が本拠地を移してからは上杉氏の領地となり、大河ドラマで話題となりました。
会津若松市との縁は深く、駅近くより発する国道121号を南下すると辿り着き、近場にあります。
この道路沿いに、喜多方と米沢を結ぶ「日中線」を敷く計画がありましたが、喜多方より熱塩駅
(旧熱塩加納村。喜多方市と合併)まで延びたのを最後に、全通することなく廃止されました。
かつては旧型気動車が当駅に発着していましたが、2009年3月のダイヤ改正をもって
全てが米坂線を撤退し、キハ110とキハE120に統一されました。

駅名標は平仮名主体の吊り下げがあります。米坂線専用のため、山形方面には記載がありません。


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