津軽線

-Tsugaru Line-


津軽半島東岸の集落を結ぶ路線です。元々は全線非電化のローカル線でしたが、青函トンネル
開通を期に大幅な改良が施されました。青森―蟹田は「津軽海峡線」の一翼を担うために
電化された、特急・貨物の行き交う本線クラスの区間です。この辺りは国道280号と
並走し、集落が連なるため利用者を多く見られます。一方蟹田―三厩は非電化区間のままで、
途中の大平―二股に山越えの長い区間があります。1日5本と少なめですが、
いずれの駅にも集落があり人も多いため、ある程度の利用者がいるようです。
正確には蟹田―中小国も電化区間ですが、電車の普通列車でここに乗り入れるのはありません。

盛岡支社青森支店の路線としては、特に多く新タイプを見られます。
そのせいか、やや面白みが欠けているような・・・。蟹田を境に、南側も北側も事情が
同じですが、北側にどこかで見られるような代物がちらほら・・・。
中小国・大平・浜名にあるスタンドです。もろに秋田支社でよく見られるデザインです。
ここは純粋な盛岡支社の路線ですが、何故かお隣の支社の駅名標を見られます。
奥内・今別・三厩にも形こそ違いますが、ラインカラーが黄緑の同じデザインの
ものがあり、いっそう不思議です。調べたところ2000年以降に導入された
もので、古くはありません。フォントが現行の秋田支社のものですしね。
しかし、2010年末の東北新幹線全通に伴い、大湊線と共に駅名標の一斉交換が行われました。
これに伴って古い駅名標はもちろん、秋田支社のものも、普及したばかりの新タイプも
全て放り投げ出されました。但し、対象になったはスタンド式のみのようで、壁タイプは
そのままです。これまでの盛岡支社の一斉交換と同様で、部分的に終わりました。
どうあれ、またいつかここに訪れなければ行かなくなりました。特に面白くもないもののために。


青森-Aomori-

油川-Aburakawa-


津軽宮田-tsugru Miyata-

奥内-Okunai-


左堰-Hidariseki-


後潟-Ushirogata-

中沢-Nakasawa-

蓬田-Yomogita-

郷沢-Gosawa-

瀬辺地-Seheji-

蟹田-Kanita-

中小国-Naka Oguni-


大平-Odai-

津軽二股-Tsugaru Futamata-

大川平-Okawadai-

今別-Imabetsu-

津軽浜名-Tsugaru Hamana-

三厩-Mimmaya-



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