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群馬県南部と栃木県南部、赤城山麓の平野にある路線です。古くは両県を併せ
「毛野国」と呼ばれ、後の大宝律令により、「上野国」と「下野国」に分裂しました。
それぞれは「上毛」「下毛」とも称され、両方の毛国を結ぶことから命名されました。
沿線には伊勢崎・桐生・足利・佐野などの主要な都市が点在し、それらを結ぶように
波を描いた線形を有します。「西の西陣、東の桐生」と称されるように、桐生を中心と
した一帯は殖産興業として生糸の生産が盛んでした。そのため古くから工業が発達し、
外貨取得に大きな貢献を果たしました。両毛線も沿線で生産された生糸や絹織物を
輸出するために開通し、それだけ需要が大きい路線でもありました。並走する東武や
上毛電鉄も同じ理由で敷かれ、鉄道と深いゆかりがあることを物語っています。