大糸線

-Oito Line-


糸魚川と松本とを結ぶ地方交通線です。途中、小谷村の玄関である南小谷駅は
JR東日本とJR西日本の会社境界駅にして、電化と非電化の境界という、運行上の拠点として
機能する駅です。沿線には仁科三湖や白馬スキー場といった保養地が多く、中信地方随一の
観光エリアとして賑わっています。中世に「塩の道」として栄えた国道147号・148号が元と
なっており、沿線の集落間の関係は強いものです。また、糸魚川と聞いて思い浮かぶのは
「フォッサマグナ」。その西縁の「糸魚川静岡構造線」はこの辺りにあり、荒々しい姫川渓谷は
絶景です。地質学的に重要とされているその地形は重要視され、有珠山や島原半島と共に
「ジオパーク」と呼ばれるようになりました。東日本側(中線・南線)にはE127系
(100番台)が走っており、首都圏から「あずさ」も乗り入れてきます。

中線・南線の駅名標は長野支社標準の国鉄ライクで占められていますが、
時折フォントの違うタイプや国鉄タイプが見られます。北線は西日本の管轄であり、
東と異なり地域に関係なく駅名標のデザインは統一されています。
ここも例外ではないですが、西標準の長方形はなく、国鉄枠の正方形や、雪国仕様が見られます。


駅名住所
糸魚川-Itoigawa-新潟県糸魚川市
姫川-Himekawa-新潟県糸魚川市
頸城大野-Kubiki Ono-新潟県糸魚川市
根知-Nechi-新潟県糸魚川市
小滝-Kotaki-新潟県糸魚川市
平岩-Hiraiwa-新潟県糸魚川市
北小谷-Kita Otari-長野県北安曇郡小谷村
中土-Nakatsuchi-長野県北安曇郡小谷村
南小谷-Minami Otari-長野県北安曇郡小谷村
南小谷-大町
大町-松本

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