分水

-Bunsui-



旧分水町の駅です。みどりの窓口のある主要駅で、新しめの駅舎があります。
駅前はさびれた風景ですが、道なりに進むと商店街に着きます。
「分水」の名は、この先に流れる大河津分水から取られ、昭和の大合併で新しい町が発足した際に生まれました。
駅付近は元々「地蔵堂」という町で、商店街においてその名を散見しました。
当駅の名も、元々は「地蔵堂駅」と名乗りましたが、1983年に町名に改称されました。

以前は駅舎反対のホームに、古い駅名標が貼られていました。
国鉄タイプのようですが、先述の通り、当駅名が「分水」になったのは1983年のため、比較的新しいものです。
さらに、隣の寺泊は1986年に採用された駅名であり、訂正された様子もない所、早くとも改称された同年に登場した駅名標のようです。
この駅名標は2009年4月に車内から撮影しました。まだこの時には一部のスタンドしか更新されていませんでしたが、
いずれ消滅すると危惧し、カメラに押さえておきました。その後、予想通り新しいものに更新され、
この行動は正解だったとほっとしました。ほぼ未使用のホームですが、駅名標の更新は徹底しているようです。
一方、かつて設置されていたスタンドは、岩室などで見られた越後線標準の国鉄ライクでした。


⇒越後線トップへ戻る