富山駅と岐阜駅とを結ぶ、北陸対東海道の路線です。本州の本線としては唯一の「地方交通線」です。
途中、路線名にある高山市を通過し、岐阜県においては飛騨と美濃を結ぶ重要な役割を担います。
「特急ワイドビューひだ」がメインで、岐阜―高山の運行が多い他、富山まで直通するものもあります。
富山県側と岐阜県側とで管轄する会社は変わり、富山はＪＲ西日本が、岐阜は東海が管理しています。
富山側には、「おわら風の盆」が催される八尾地区（旧八尾町、現在の富山市）があり、
その時には応援として各地の気動車が大集結。本数が多数確保され、鉄道も祭状態になります。
ファンの間では「おわら臨」と呼ばれ、大阪からは「臨時特急おわら」も入線します。
２００９年９月の初め、おわら風の盆が催されている時に初めて乗車しました。
もちろん目的は「おわら臨」。氷見線や城端線で見られるキハ４０、キハ１２０の４連、
「エーデル」という、特急のような気動車など聞いた通りの祭。異世界に訪れたことを実感でき、撮影に没頭しました。
この訪問の折りに、八尾までの各駅に訪問。挨拶代わりにちょうどいい数だったかもしれません。
その後２０１１年３月、キハ５８・２８の引退を聞いて再訪、ついでに八尾より南の３駅に訪れました。
猪谷のみ残りましたが、東海区間に乗るには必ず降りることになるため、わざわざ
行く必要はないと判断し後回しにしました。どうあれ、新たなる前線はもう近づいてきました。
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